SNSのファン数
みなさまのSNSのファン数の動きはいかがでしょうか?
私の担当するSNSでは、
Facebookが頭打ち状態で、なかなか新規のいいねは増えません。
ツイッターもFacebookの半分くらいのファン数ですが、これ以上はなかなか増えません。
逆にインスタグラムは勢いがあり、伸び続けていて、Facebookのファン数に近づきつつあります。
『ソーシャルメディアラボ』さんに最新のSNS動向データが紹介されていました。
全世界でみるとやはりFacebook
若い人に人気で勢いがあるのはインスタグラム
即時性があって若い方にツイッターも引き続き
といった感じで最新のユーザーアクティブ数なども紹介されています。
フェイスブックはやはり国内では40代ユーザーも多く
インスタグラムは20代ユーザーが多い
そう思うとFacebookのファン数頭打ちも、
もう少し増やしていかないといけないものだと思います。
何より、競合店と比べますと、まだまだファン数は劣っているので、
この点からしても頑張らないといけないのは明白です・・・
あと、やはり気になるのはLINEですね。
年代も幅広く普及していますし、
何よりもすでにライフラインかのように、生活に欠かせないツールになっている。
この存在は大きすぎます。
店舗単位でも導入されていますし、
公式アカウントとLINE@が統合されたとか、されるとか。。。
2019年はLINEですかね。
(今さらですが・・・)
中川政七商店の快進撃に思うこと
メディアへの露出も多く、さまざまな商業施設などで店舗をみかける
中川政七商店さん
個人的にも好きなお店ですし、またこうして成功されていくのを目の当たりにさせていただき、本当にすごいなーといつも感心させられます。
十三代の中川政七商店社長 中川淳さんの著書はほとんど読ませていただいています。
奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。 [ 中川淳 ] 価格:1,512円 |
今や、売れに売れているそう感じさせていただけるブランドですね。
著書にも多く書かれていますが、すごくブランディングにもこだわられていますし、
1つ1つのこだわりや
伝統のある会社ならではの日本文化の再定義のようなことが
すごく素敵な製品をつぎつぎに生み出していて、ほんと勢いを感じます。
最初に読ませていただいたのは、『奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。』という本。
ほんとタイトル通りに、奈良の伝統的な会社が情報発信基地のような表参道ヒルズになぜお店が出せたのか。
スタートアップの時期を知ることができますし、心構えも知ることができ、自分も頑張らないとと思わせてくれます。
今となっては商業施設の常連でもあり、
新しい商業施設ができるともあれば、施設のリーシング担当は、必ず中川さんにお声がけするのではないでしょうか?
リアル店舗においては、ブランディングにも売上(坪効率)にも、ロケーションが何よりも大切。
そんなロケーションの交渉において、先方からお声がけいただけるのはほんと限られたブランドしかないのではないでしょうか?
奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。 [ 中川淳 ] 価格:1,512円 |
またSNSなどでのさまざまコミュニケーションもすばらしく
ブランドのトーン&マナーをしっかりと統率された
コミュニケーション展開には脱帽ものです。
2019年、私は、LINE@の導入を検討しているのですが、
中川さんは導入されています。
オンラインショップへの導線確保の位置づけもありますが、
コンテンツは自然で小気味いいものです。
写真なども和のテイストのやさしさも手伝って、
ほっこりしたコミュニケーションを感じさせてくれます。
伝統が生んだ企業地盤もあってのことだとは思いますが、
その1/10でも1/100でも近づけるように、
頑張っていきたい
そんな2019年です。
ブランドのはじめかた 5つのケースでわかった経営とデザインの幸せな関係 [ 中川淳 ] 価格:1,512円 |
アクセスの便りはSNS
初売りも次第に落ち着き、徐々に通常モードになりつつあります。
1月は福袋や初売り、セールと前半はいいのですが、
半面、後半はアクセスも伸びず、ひさんな状態になりますよね。
そして、魔の2月へと突入していく・・・
2月が来るのが怖いです。。。
現在、オンラインショップでは、リスティング広告やリターゲティング広告は行わず、SNSによる導線を頑張って増やしているという状況です。
会員様向けメルマガも引き続き活用しています。
なかなか新規客の獲得が厳しい状態ではあるなかで、オンラインショップの売り上げをアップしていかないといけない・・・
11月から年末にかけては、冬の到来、クリスマス、年末とニュースや話題も事欠かないことから、比較的多めにSNSの更新をしてきました。
一番多くしたのは、Facebookです。
予約投稿が可能なこともあり、1日あたり数件の記事更新を心掛けました。
オンラインショップのアクセス数を時間単位で見ていても、
Facebookの投稿のタイミングでアクセスが伸びることも多く、
ある程度の効果がみてとれました。
ただ、いつも気になるのが、
記事内容=コンテンツと、
記事更新、アップの頻度
Facebookがファンが集まってきている場として認識はしていますし、
そのような運営を心掛けているのですが、
そこに、営業系(商品の売り込み)の記事アップばっかりだと
うるさく感じられてしまうかなとか
too muchかなーとか
このままではファンが離れてしまうのではないか・・・
そんな不安にも駆られてます・・・
頻度も多過ぎやしないか?とも。
そんなときにいつも思うのが、コンテンツのバランスですよね。
営業系の商品のキャンペーン情報だって、
ファンにとっては大切な情報なので、
配信することは喜んでいただけるはずです。
ただ、何回も同じ情報だとうるさがられてしまい、
エンゲージも低くなってしまいます。
また、営業系ばかりの記事ではなく、
本当にファンにとっての有益な情報や
他にも一般的な情報だったり、
時にインタラクティブにアンケートなどをするのも大切だと思います。
今、わたし的には、
キャンペーンの告知については、
キャンペーンの立ち上がりには2~3回の集中告知、
キャンペーンの中間ごろに1~2回の再告知
そして、キャンペーン終了間際に、1~2回の終了告知
をするようにしています。
またキャンペーン終了後にも感謝の報告を行ったりもしています。
その分、上記のそれぞれの記事の合間に入れ込んでいく、通常ネタの記事が必要になります。
この記事にはほんとうにいつも苦労するのですが、
季節ネタや、
ランキング
開発ストーリーなども絡めながら、コンテンツを増やしています。
フェイスブックなどは、投稿カレンダーでしっかり管理したほうがいいみたいですね。
ダブリや偏りのチェックにもなりますので、確かに図示してみるとよかったです。
投稿カレンダーについては、
- まずはキャンペーンなど日時指定のものを入れ込む
- 季節ネタなど、こちらも日時指定のものを入れ込む
- 上記のバランスを見ながら、また投稿の間隔を確認しながら、追加をしていく
などに注意してやってみています。
みなさまもいいネタの生み出し方などありましたら教えてください!
安くても欲しくない物は買わない
セールが響かない・・・
今日は1月2日
1月1日元旦も休まず営業しているショッピングモールもありますが、
多くの百貨店や商業施設では、本日1月2日が初売り
初売りは、福袋の販売に加え、同時に新春セールを始める施設、お店も多いですね。
いろいろと趣向を凝らした福袋も毎年話題になりますが、
いわゆる福袋やセールにおいては、在庫消化を図りたいものが入っていることも多いのが現実。
私はあまり中身のわかないものには手を出せないですが、最近は中身をオープンしている福袋も多いですね。
割引率は高いが
この福袋やセールなど、この時期はネットでも多くの商品の割引率が高くなっています。
新春、新しい一年の縁起をかついでということもあるでしょうし、
お店も目玉として、何か話題になるもの、目に付くものをもってきます。
当然いろいろなところでセールをされると、多少値下げしてみたところで響きやしません。
事実、当オンラインショップでは1月1日よりセールスタートしていますが、飛びつきはいまいちです。
ここで、一番重要なことはなんでしょうか?
セールでにぎわっているお店
セールでにぎわっていないお店
セールになってすぐに売り切れた商品
セールでもなかなか売れない商品
この両方がありますよね。
一番重要なことは、プロパー(定価販売)でどうだったのかということ。
中にはセール商材で、セールのための仕入れた商品もあるでしょうが、
プロパーで売ってきてたものをこのシーズン終わりにセールするとした場合、
値引セールはひとつのフック、きっかけになることは確かですよね。
でも、最終的に買うかどうか、カートに入れてくれるかどうか、決済まで進んでくれるかどうかは、お客さんの心にかかっています。
今、この現代において、やっぱり安くても、いらないものは買いません。
安くても欲しくないものは買わない
もともとセールになる前から目を付けていた「ほしい商品」
でもちょっと高いかなと思っていて、
でも早く買わないと売り切れてしまうそう・・・
そうまで思っていた商品があるとすれば、セールになってすぐに売り切れるでしょう。
そう思っていなかったとしたら、安くなったとして、なかなか買えません。
買ってどうなるか?
必要なものだろうか?
あれこれ考えて、買うという決断にいたらないことも多くあります。
普段から商品のよさを磨いておく
それを売れるように売り方を考えておく
それがないことには、たとえセールであっても売れないですね。
割引率、あげるべきでしょうか・・・
お客様があなたの商品を買わないといけない理由
商品が売れない
モノが売れないといわれる時代、でも中にはヒットを飛ばしている商品もある。
この違いは何なのでしょうか?
よくマーケティングや広告の世界で言われるのが、
お客様があなたの商品を知らない。
ということ。
でもこうするとTVCMをバンバンしている大手企業などしか商品を売るのは無理になってしまいます。
今は、TVを見ない、雑誌を買わない、新聞も読まない時代。
逆にインターネットの普及で、情報が氾濫。
スーパーやコンビニにいっても、類似品はたくさんあり、競合商品がたくさん並んでいますし、ネット検索すればたくさんの商品が見つかります。
選んでもらうのが難しい時代
仮に自社の商品を知ってもらったとしても、店頭やネットなどの買い場で選んでもらうのが難しくなっているのではないでしょうか。
選んでもらえないのは、たくさんある商品の中から、この商品を買わないといけない理由を知らない、理由が分からないから買ってもらないのですね。
オンラインショップでの商品紹介の欄で、
SNSを通じて、
マーケティング戦略、広告戦略、PR戦略、はたまた店頭でのPOPなども含めて、何を伝えたらいいのでしょうか?
製品の良さ・すばらしさ
製品の価格
製品の機能
製品の価値
最低限このようなことは伝えられているはずです。
でも売れない。
なぜか・・・
そこに、この商品でなければならない理由がないからなのでしょう。
ネット上にはいい商品として紹介されている商品があふれています。
機能が似通った製品も多く並んでいます。
その中で、この製品を選ぶ理由。
他社にはない、この製品にしかないもの。
このような『この商品だからこそ買う理由』を伝えていかないといけないのですね。
あなたの商品だからこそ買う理由
お客様が求めているもの(課題やニーズ)で、
この商品が提供できるもの(バリュー)であって、
かつ、競合にはできない、私たちだけができるものはなんでしょうか?
当然、それは他社にない強みになります。
この強みをもった製品は非常につよい。
そこからさまざまなコンテンツも生まれてきます。
2019年、ウェブマーケティング戦略で勝っていくために、自社の商品ならではの強みを見つめなおし活かしていくことを考えていきたいと思います。
ボルボはあなたを守ります。
センセーショナルなCMで話題となったボルボ
ブラディングのセミナーや、本などを読んでいるとよく出てくるのが、
ブランドの代名詞のような言葉
その1つに、
ボルボ=安全
ということが説明で使われます。
北欧が生んだブランドの1つとして、あまりにも有名なボルボ
確かに、そんなボルボについて、「ボルボは安全な車」と思う方も多いのではないでしょうか?
私自身、その公式に当てはまっている1人です。
こうした消費者の方の頭の中に、深くイメージが残っていくことこそ、ブランディングの真骨頂ではないかと思います。
ボルボ→安全
安全な車は?→ボルボ
思うに、
ボルボと聞いて、安全な車となることが第一ステージで、
安全な車は?と聞かれて、ボルボと答える人が多くなり、定着するとすると、第二ステーにもクリアしたような感じがあり、
この両方向が消費者の意識、イメージの中に定着するとブランディングは成功したといえるのではないでしょうか。
ボルボといえば、箱型でシンプルでありながらデザインに優れた車であり、
エステートワゴンは日本でも人気を博しました。
このようにボルボはよくブランディングの成功例として例えられるブランドですが、
このようなブランド形成はどのようにして生まれたのでしょうか?
一つには、単に広告や広報活動が生んだものではなく、
モノづくりメーカー、自動車メーカーとして、
そのモノづくり、製品開発の軸に安全性を追求をおいていることに他ならないと思います。
例えば、ボルボは、業界に先立って、1959年に3点式シートベルトを開発、搭載しています。
企業全体として安全な車を作りたい。
車という便利でありながらも、常に危険と隣り合わせになるものに対し、
その危険性を認識し、安全を提供することを使命としてきた歴史が、人々に安全な車であるイメージを植え続けてきたのでしょう。
その企業姿勢に対し、広告や広報が後押しをするわけですが、
中でも人々の記憶に残る驚きを与えた広告が、
ボルボの車の落下試験の広告ではないでしょうか?
車の落下試験
車を高い場所から落下させ、車自体の強靭さをアピールするこのような広告展開は、消費者の心の中に、そこまでして安全にこだわるブランドなのだ、また自信があるんだと印象付けたことは、ブランドを形成させる大きな役目になっていることだと思います。
派手な広告のみで、いい点ばかりを主張してもだめ
開発姿勢など、企業ミッションの軸にしっかりとしたものがあること。
そしてそのうえで、それらを如実に伝えていく広告手法、PR手法があって、
消費者のマインドに響くブランドが出来上がるのだと思います。
ボルボでいうと、
確かにボルボはボディ剛性や安全装備において、業界をリードする安全性がある。
シンプルなデザインは訪欧テイストで、そういった質実剛健的なスタイルも、飾らないボルボのイメージを形成する一助となり、イメージも普及していったのではないでしょうか?
そのうえで、センセーショナルなCMで深い印象を残す。
このようなしっかりした設計がブランドの輪郭を作り、歴史も合わさって、イメージが定着していったのだと思います。
すばらしきボルボ
高くて乗れませんが、愛すべきブランドの1つです。