中川政七商店の快進撃に思うこと
メディアへの露出も多く、さまざまな商業施設などで店舗をみかける
中川政七商店さん
個人的にも好きなお店ですし、またこうして成功されていくのを目の当たりにさせていただき、本当にすごいなーといつも感心させられます。
十三代の中川政七商店社長 中川淳さんの著書はほとんど読ませていただいています。
奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。 [ 中川淳 ] 価格:1,512円 |
今や、売れに売れているそう感じさせていただけるブランドですね。
著書にも多く書かれていますが、すごくブランディングにもこだわられていますし、
1つ1つのこだわりや
伝統のある会社ならではの日本文化の再定義のようなことが
すごく素敵な製品をつぎつぎに生み出していて、ほんと勢いを感じます。
最初に読ませていただいたのは、『奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。』という本。
ほんとタイトル通りに、奈良の伝統的な会社が情報発信基地のような表参道ヒルズになぜお店が出せたのか。
スタートアップの時期を知ることができますし、心構えも知ることができ、自分も頑張らないとと思わせてくれます。
今となっては商業施設の常連でもあり、
新しい商業施設ができるともあれば、施設のリーシング担当は、必ず中川さんにお声がけするのではないでしょうか?
リアル店舗においては、ブランディングにも売上(坪効率)にも、ロケーションが何よりも大切。
そんなロケーションの交渉において、先方からお声がけいただけるのはほんと限られたブランドしかないのではないでしょうか?
奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。 [ 中川淳 ] 価格:1,512円 |
またSNSなどでのさまざまコミュニケーションもすばらしく
ブランドのトーン&マナーをしっかりと統率された
コミュニケーション展開には脱帽ものです。
2019年、私は、LINE@の導入を検討しているのですが、
中川さんは導入されています。
オンラインショップへの導線確保の位置づけもありますが、
コンテンツは自然で小気味いいものです。
写真なども和のテイストのやさしさも手伝って、
ほっこりしたコミュニケーションを感じさせてくれます。
伝統が生んだ企業地盤もあってのことだとは思いますが、
その1/10でも1/100でも近づけるように、
頑張っていきたい
そんな2019年です。
ブランドのはじめかた 5つのケースでわかった経営とデザインの幸せな関係 [ 中川淳 ] 価格:1,512円 |