情報爆発時代に「選ばれる」商品の法則
話題の本
なぜ「それ」が買われるのか? 情報爆発時代に「選ばれる」商品の法則
なぜ「それ」が買われるのか? 情報爆発時代に「選ばれる」商品の法則【電子書籍】[ 博報堂買物研究所 ] 価格:648円 |
博報堂買物研究所の本で、現在の情報爆発社会における商品を販売する方法が紹介されていて、なかなかわかりやすくおもしろかったです。
インターネットの普及で爆発的に増えたといわれる情報
時に、この情報を制する者が消費における勝者で、
納得の正しい買い物ができたと考えられたりもするが、はたしてほんとうにそうなのでしょうか?
現代の情報社会を生きる私たちは朝起きてから、夜寝るまで、ほんとうにたくさんの情報に触れる
情報に触れるだけなら、まだしも、私たちはその都度、そのたくさんの情報の中から選択を繰り返さないといけません。
選択もすべてが楽しいものであればいいですが、実はその1つ1つの選択に私たちはストレスを感じ、それが一日に何度もとなると、たいへんなストレスになってしまうこともあったり。
そんな中、私たちはいつの日か、誰かにそれを選んでほしいと思いだす。
自分ですべてを選択することに疲れたのでしょうかね。
「口コミ」が商品を買うか買わないか、その判断において大切な情報になり、「ランキング」も大切な情報ですね。
それだけお客様になる人が自分が1から選ぶのではなく、
選ぶための情報、裏付け、安心感がほしいということなのでしょう。
別に考えると、『カリスマバイヤー』なる人の目利きもうれしい情報の一つですよね。
間違いのない新鮮なネタで有名な寿司店があるとすれば、その店主の方なり、仕入れの責任者の方の、もしくはその寿司店が使っている出入りのお魚屋さんの目利きがいいとうことになります。
あそこへ行けば必ずおいしいお寿司が食べられる。
そうした情報があればたくさんのお寿司屋さんのリストにもう悩まなくていい。
カリスマバイヤーでなくても、
自分が信頼する人や友人からのアドバイス、情報も有効な情報ですよね。
人はもともと、自分の選んだものを正当化したいし、自分が買ったものは間違いのないものだと思いたい。
ならば、そういう後悔をさせないように、買って安心の情報をわかりやすくターゲットに届けないといけない。
商品がなかなか売れない。
お客様がなかなか来店してくれない。
今日もそう嘆いていますが、この本を読んで少しずつ読んだことを実践していきたいと思います!
参考までに本の要約は・・・
選択肢は、ありすぎると困る。
「豊富な商品情報」も価値ではない。
安心して気軽に選べる「仕組み」づくりが勝負を制する!
賢く情報収集しなければいけないというプレッシャー。もっと安い商品、得なショップがあったと知る後悔。しまいには、比較選択に疲れ果て、何が本当に欲しいものなのかわからなくなる―買物に疲れた現代人にモノを売るための方法を大公開!
なぜ「それ」が買われるのか? 情報爆発時代に「選ばれる」商品の法則【電子書籍】[ 博報堂買物研究所 ] 価格:648円 |